ぎっくり腰をくり返している

ぎっくり腰はクセになると言いますが、実際に何度もぎっくり腰をくり返す方はいらっしゃいます。
共通する点は、前兆として腰まわりの主だるさや違和感を感じていたということです。

ぎっくり腰は必ずしも重たいものを変な体勢で持ったときだけではありません。
洗顔動作や、少し屈んだ程度の何気ない日常生活の動作でも起こります。

これは、いつぎっくり腰を起こしてもおかしくないくらい身体のコンデションが悪くなっていたということです。
痛めた動作は引き金にはなりましたが、その動作自体に問題があったわけではないということです。
問題は、身体の疲労に無自覚で過ごしているということです。

何度もぎっくり腰の経験をされている方は、痛める前に身体の違和感を感じ取ることが出来るようになってくるのでしょう。
違和感を感じたら早めに疲労をとるためのケアをすることをおすすめいたします。

また、姿勢を保持するインナーマッスルが弱くなったために、ぎっくり腰をくり返すということも考えられます。

姿勢を保持する筋肉が弱る→腰や股関節周りの筋肉の負担が増して疲労して硬くなる→ぎっくり腰

上記のような流れでぎっくり腰をくり返します。
ですから、姿勢を支える筋肉を強くしていく事はとても大切です。

まとめると、ぎっくり腰をくり返している方は、インナーマッスルを鍛えて、腰の周囲の筋肉疲労をケアしてあげるということが大切です。