日常の何気ない動作で起きるぎっくり腰は、『腰部捻挫』と呼ばれ、腰周囲の軟部組織が『損傷』して炎症を起こしている状態です。


つまり、身体が傷を負っている状態なので、身体は治すために炎症反応を起こします。
炎症の5つの特徴のうち、一つが『痛み』です。

つまり、ぎっくり腰の痛みは傷ついた組織を、身体が治しはじめたから起きていると言えます。
痛みの原因となった瞬間はさほど痛みを感じないが、半日から1日経ってから痛みを感じるという方が多いのもそのためです。

炎症の期間は約7日~10日と言われていて、中でも最初の3日~4日が急性炎症期と呼びます。
この期間は切り傷で言うと、まだジュクジュクしていて不安定な期間です。

急性期を過ぎたころは、切り傷でいうと『かさぶた』ができて傷口の出血が治まり、痛みも落ち着いてきた状態とイメージすると良いでしょう。

急性期の対処法はコチラをご覧ください。

ですから、ぎっくり腰の痛みは3日~4日すれば一旦落ち着き、炎症が落ち着く1週間頃には、ずいぶん良くなるので安心してください。
逆に、1週間しても痛みの具合が全く変わらないようでしたら、それはイレギュラーなパターンなので、病院で詳しく検査してもらうことをおすすめします。


炎症期を過ぎたら修復期(回復期)となります。ちょうど『かさぶた』がもとの組織に治っていくような時期です。
日常生活はこのころには通常通り過ごしていただいて大丈夫です。スポーツなど激しい運動はぎっくり腰を発症して2週間後くらい経過したのちが無難でしょう。

さて、日常の何気ない動作で急に起こるぎっくり腰の原因ですが、よほど重たいものを持ったとか、腰に負担がかかる不良姿勢で作業した、というわけでなければ
『いつぎっくり腰を発症してもおかしくないくらい身体のバランスが悪くなっていた』
『自分では気が付いていないが疲労が溜まっていた』
などが考えられます。

詳しくはコチラの記事もご覧ください

あまりにも強い痛みを伴うぎっくり腰になった場合、まずは病院へ行きましょう。
病院で処方される痛み止めは、正確には『消炎鎮痛薬』と言います。つまり炎症の痛みに良く効くお薬ということです。
お薬の処方と、レントゲンなどの画像検査も合わせて重篤な症状でないか確認してもらえると安心です。

我慢できる程度の痛みなら、急性期の3日~4日間、安静に過ごして様子をみることも良いでしょう。痛みが落ち着いてくるなら
「炎症が落ち着いてきたな。」「かさぶたになってきたな」と考えて、そのまま経過を見守ると良いでしょう。

ぎっくり腰の原因が、コンデイションや疲労の蓄積であると自覚するならば、今後は予防に努めましょう。
整骨院や整体院を利用して身体メンテナンスをするのも良いと思います。

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魔女の一撃と言われるくらい、ぎっくり腰の痛みは辛いですが、何が起きていてどうなっていくのかを知っていれば、不安なく落ち着いて養生できますよね。
痛みは不安があると増大します。これを読んだ皆様が少しでも安心を得て、早期回復につながるよう願っております。