散歩でつまずいた

「段差も何もないところで散歩中につまずいて転倒し、両膝血だらけで大変なことになった。」
知り合いの方がそんな話をしていました。
当人は大変ショックを受けていました。
だって、いつもどおり普通に歩いているつもりで、何もない平地でつまずいて転んでしまったのですから。
でも、このようなことは結構よくあることなんです。

何もない平地でつまずくということは、足が上がっていないことを意味します。
歩行において足を上げるのは腸腰筋という筋肉が重要な役目を担っています。
この腸腰筋は姿勢を支えるインナーマッスルでもあり、加齢とともに衰えやすい筋肉です。

腸腰筋が弱ると、足が上がりづらくなるだけでなく、腰痛や膝痛の原因にもなります。
特に普段、座りっぱなしでいることが多いと腸腰筋は委縮し上手く機能しなくなり足が上がらなくなります。
デスクワークなど長年座りっぱなしの仕事をされている方に多いので現代病と言えるかもしれません。

対策としては体幹のインナーマッスルを鍛えつつ、委縮した腸腰筋をストレッチなどで伸ばすと良いでしょう。

体幹を鍛えるトレーニング

腸腰筋のストレッチ