腰痛や肩こり予防のための寝具の選び方

2017年05月7日

こんにちは院長の木村です。

Item10280_2

朝から腰が重たい。肩が痛い。寝たのに疲れが取れない。寝起きの腰痛が辛い…。

以上の悩みはもしかしたら、就寝時の環境に問題があるかもしれません。

例えば寝具。

今、様々な寝具があり、どの寝具が自分に合っているのかわからないと思います。

それぞれ、特徴があり良さがあるとは思いますが、私の立場から寝具を選ぶ際のポイントをお伝えいたします。

①マットレスは柔らかすぎないものを選ぶ

フカフカで柔らかいマットレスはとっても癒されますよね。一日の疲れをマットレスが包み込んで癒してくれる。柔らかいマットレスは寝入りの気持ちよさが最高です。

しかし、柔らかくて沈み込むタイプのマットレスは、就寝中、寝返りを打つことができなくなり体は拘束状態。マットレスは柔らかくても身体は固くなってしまいます。

実は、人間は一晩で約20回~30回ほど寝返りをしているそうです。そんなにしてないと思うかもしれませんが、そんなにしているのです。

就寝中に寝返りをすることで、日中たまった疲れや身体のこわばりをほぐしていると理解してください。深く沈み込むマットレスだと、支点が弱いので寝返りしずらいですよね。

ですからマットレスは寝返りしやすい少し硬めの形状を選ぶと良いでしょう。

②枕は首がフラットになるものを選ぶ

枕選びで重要なのは高さです。

オーダーメイド枕が流行っていますが、そこまで難しく考えなくても大丈夫。

仰向けの時、目線が自然と天井の真上に位置していれば大丈夫です。

やや足元側に目線が位置していたら、枕が高すぎます。

仰向けの状態では、思ったより枕は低いと思います。

横向きで寝る際の高さは、耳~肩先までの幅をカバーできる高さが必要です。

つまり、仰向けで理想的な高さと横向きで理想とする枕の高さに違いがあるのです。

そのため、最近の枕は、中心が窪んでいてサイドは上がっている形状のものが多いです。

オーダーメイド枕は、中身の材質や高さをその方の姿勢に合わせて計測して作られますが、自宅で使っているマットレスの柔らかさとの兼ね合いもありますし、そもそも姿勢の状態は日によって違うので、あまり神経質になる必要はありません。

むしろ、猫背など、姿勢が悪い状態に合わせた枕を作るくらいなら、猫背を改善しながら枕の高さも合わせていくぐらいの方が良いですね。

5月17日(水)14時~14時30分

 「睡眠教室(肩こり・腰痛と睡眠の関係)」

を開催します。

参加費は無料ですが定員5名となっておりますので、ご興味ある方は是非お早めにお申し込みください。

取手東整骨院のホームページからお電話で申し込みください→サイトはこちらです

フェイスブックのイベントページからの参加もOK→こちらです

取手市の腰痛治療なら取手腰痛専門治療院へ→サイトはこちら